先週の土日に東京へ小旅行してきました。
いくつになっても思うけど、こういう旅の醍醐味の一つはなんと言っても、新幹線に乗ること。もっとジャストに言えば、「新幹線の椅子で寝ること」。
ややもすれば家で寝るよりも爆睡できてしまう。さすが最新のテクノロジーの粋を集めた日本の新幹線である。恐るべし。
東京到着後、諸業務の処理のために、昼下がりから新宿・歌舞伎町へ。
歌舞伎町は誰しも認める日本一の歓楽街。「不夜城」と形容されるだけあって、昼時にも関わらず、"お水"の香ばしさがそこかしこに。
てか、東京って桃色系の客引き自体、条例で禁止されていないのだろうか?
数メートル歩くごとに、次から次へと客引きがゾンビのごとく出現する始末。もはやダンジョン。
んでまた、この客引きが壮絶なまでにしつこい、、、
「そこのお兄さん!今なら45分間を特別料金で楽しめますよ!どうですか!」
うるさいなぁ。
ただでさえそういうのに行かないのに、こんな真っ昼間から好き好んで誰が行くかっちゅーの。
「良い娘が揃ってるよ!みんなもんのすごいサービスするよー。お兄さんすぐに昇天しちゃうよ!」
いや"昇天"て。そんな簡単に召されてたまるか!30年生きたけど、これでもまだやり残したことがあるんですがな。
「お兄さん!そんな険しい顔してるけど、ホントはおっぱい大好きでしょー、顔に書いてますよ!」
おかしいなぁ、朝起きた時にちゃんと消してきたはずなのに…って書いてるかい!
"顔に書いてる"って、どんだけ遠慮の無い助平やねん。ありえへんわ!
新宿駅のトイレで顔をしっかりと洗ってから、その後、大学時代の友人たちと新年会をするため、銀座のしゃぶしゃぶ屋「安曇庭」へ。
昔話に花を咲かせながら食べるしゃぶしゃぶの美味さに感動。肉そのものが持つ滋味の豊かさがハンパない。そして、やっぱり仕事などのしがらみのない友達がいる事に心が安らぐ。学生時代の友人は本当に貴重なのだと改めて思う。
楽しい時間はあっという間。ほどなく2次会モードとなり、ほろ酔い気分で銀座から麻布十番へ。
大学の別の友人が描いた絵の個展が麻布のinfocuriousというバーで展示されてるのでその見学。
天井は配管剥き出しの打ち放しデザインに暗めの照明。飾られている絵を楽しみながら、バー自体の瀟洒な雰囲気に興が乗り、知らない間にボトルワインを2本も開けてしまう。ワインを"たしなむ"どころか、飲みすぎだよお前と"たしなめられそう"。いいけど。
盛況のまま同窓会も解散し、世田谷の友人の家にて宿を世話になる。しゃぶしゃぶを相当食べたというのに、寝る前に近くのラーメン屋で1杯失敬。んで、消灯。のち起床。翌朝、品川の大井町でまたラーメンを食べる。
しかもあまりに腹が空いていたので、3分で出来上がったラーメンを3分で食べきってしまう。
いったい僕の胃袋は、どういうシステムになっているというのだ?
顔に正解書いてるやろか。
午後には東京駅へ。帰りも新幹線の椅子で爆睡する。なんか、もはや違う意味で椅子にジャストフィットしてしまっている。
なんでこんなに寝心地が良いのだろう?
顔に正解書い(以下略)